公明党議員団で2/4(木)県内視察を行いました。カスリーン公園(加須市)・中条堤跡(行田市)・越辺川霞堤(坂戸市)の3か所です。
県土整備部は行田・熊谷・飯能県土整備事務所職員にご対応していただきました。私としては半日足らずの間に3県土整備事務所が関わっていただいた視察は初めてです。
最初の視察先のカスリーン公園は昭和22年カスリーン台風による利根川の破堤箇所にあります。当時は350m幅で決壊しました。現地では国交省利根川上流河川事務所職員からご説明をいただきました。
破堤1ヶ月後の決潰口と落掘(わっぽう)の貴重な空撮写真を拝見しましたが、落掘は水の勢いにより地面をも掘ってしまうことから出来るものだそうです。この時の水圧が凄かったかを物語っています。改めて、決壊箇所に立って、水の恐ろしさを水の恐ろしさを感じました。 その後、中条堤跡と越辺川霞堤。の現地視察。地域の洪水から守るために作られたと言われる堤防です。
右岸(上流から見て右側)と左岸(上流から見て左側)の地域では水との戦いに争いごとも絶えなかったとお聞きしました。3か所を回りいずれも治水の重要性を学ばせていただきました。 治水対策は膨大な時間と莫大な費用がかかります。浚渫のように短期的に出来ることもちろん、長期的な河川整備や流域治水にも尽力します。
視察中ずっと強い風が吹いていましたが、この風が「春一番」だったということが後で分かりました。