「日本防災士会地方議員連絡会主催の研修会」に参加させて頂きました。研修会1日目は阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」に伺い、センター内の見学のほか、センター長の河田惠昭様による「災害と政治」と題した記念講演、大変貴重なお話を拝聴することができました。
センター西館の外壁面には南海トラフ巨大地震発生時の想定する最大津波高を示す印が、ちょうど真下を行きかう人々と比較すると、その想像絶する津波の高さには恐怖を覚えます。また、館内には、地震発生時刻で止まったままの置き時計や救援物資の現物などが展示されています。講演の後は場所を移し、参加議員間での意見交換会。
2日目は防災科学技術研究所内の兵庫耐震工学研究所センター(通称E-ディフェンス)を視察、午後は西宮市役所にお邪魔し「西宮市被災者支援システム」について情報システム課の職員さんより詳細な説明を受けた後、地区防災計画学会会長の室﨑益輝様による「地区防災計画のめざすもの」と題した記念講演、こちらについても大変貴重なお話を拝聴することができました。
今回の研修会開催に当たり事務局の皆さまには大変お世話になりました。心から感謝と御礼を申し上げます。今回得たものを春日部市や埼玉県の防災対策の推進に役立ててまいります。
かつて物理学者の寺田寅彦氏が残された「天災は忘れた頃にやってくる」との警句。日本各地では局地的に極端化する災害が頻発してます。
先月甚大な被害をもたらした九州北部豪雨からは1か月が経過しました。被災者の皆さまには心からお見舞いを申し上げます。1日も早い復旧と復興、生活再建を願うばかりです。