公明来年度予算で要望/党埼玉県議団
2014年12月03日 6面
公明党埼玉県議団(西山淳次団長)は先ごろ、県庁内で「2015年度県予算編成に対する重点要望・施策」を上田清司知事に手渡した【写真上】。
席上、西山団長らは県民からの声と県内45の各種団体からの要望をまとめたと強調。特に農業を中心に大きな被害に遭った今年2月の大雪や頻発するゲリラ豪雨などの災害への備えとともに、防災、減災対策の強化を訴えた。
その上で、(1)公共事業の発注時期の平準化(2)小規模事業者に特化した支援制度の創設(3)通学路の安全対策の強化(4)小児救急医療と周産期医療の充実(5)障がい者の就労支援対策の推進――など、12の重点要望を含む254項目を求めた。これに対し、上田知事は「(重点要望は)県としても意識している点であり、しっかり対応していく」と答えた。