いじめ対策に全力/公明、各地で積極的に要望/埼玉県
2012年08月15日 7面
公明党埼玉県議団(西山淳次団長)はこのほど、県庁内で「いじめ防止に関する緊急要望」を前島富雄県教育長に手渡し、意見交換した【写真(上)】。
席上、西山団長らは、草加市でいじめによって生徒が大けがをしたことや滋賀県大津市の男子中学生が自殺した問題に言及。再度、いじめへの対応をチェックするとともに、いじめ防止の取り組みを強化していくべきだと強調した。
その上で、(1)いじめの実態について把握すること(2)いじめが発見された際、対応を誤らないため、対処方針について教員の研修を行うなど、再度、徹底・確認すること(3)児童・生徒や保護者に対して「いじめ電話相談」の電話番号を再度、通知するなど相談体制を整えること――などを要望した。
これに対し、前島教育長は「要望をしっかり受け止め、いじめを絶対に許さないという姿勢で取り組んでいく」と答えた。