県議会「総合的な危機管理・大規模災害対策特別委員会」として県外視察(関西方面)に行ってまいりました。
大阪府庁では頻繁に浸水被害に悩まされていた寝屋川流域における大阪府独自の治水対策についてヒアリングし、地下河川まで直接雨水を集めて流す新たに建設された地下トンネルを視察してまいりました。
また兵庫県・三木市にある独立行政法人「防災科学技術研究所」兵庫耐震工学研究センターでは、阪神・淡路大震災を教訓として検察された実大三次元振動破壊実験施設(愛称:E―ディフェンス)を視察いたしました。
また京都では京都市の市民防災センターで市民に防災に関する知識や技術の普及などを図る取り組みを見学いたしました。さらに京都大学防災研究所の「宇治川オープンラボラトリー」を訪問し、同施設が行っている防災研究の水理実験や産学連携した研究、研修事業などについてヒアリングし、市民を対象に行われているバーチャル災害体験学習などを視察いたしました。
多くの河川を有する埼玉県においても、水害対策は「待ったなし」の重要な課題です。こうした他県の取り組みを参考にしながら、水害対策、震災対策に取り組んでまいります。