新型防災ヘリコプター説明会

あらかわ3の前で
あらかわ3の前で
トレードマーク
トレードマーク
あらかわ4
あらかわ4
救助訓練の様子
救助訓練の様子

県が導入した最新鋭の防災ヘリコプター「あらかわ3」「あらかわ4」を視察してまいりました。場所は運行拠点となる川島町出丸下郷の県防災航空センターで、3月に納入された新型ヘリコプターを試乗し、その機種や出動体制などについて説明を受けました。

 平成22年7月25日、「あらかわ1」が、山岳救助活動中に埼玉県秩父市の滝川ぶどう沢付近に墜落。乗員5名死亡しました。改めて、心から哀悼の意を表しますと共にご冥福をお祈りいたします。

 それ以降、「あらかわ2」の1機体制で運航してきましたが、この6月1日、墜落した代替機(あらかわ3)と総務省消防庁から無償貸与された(あらかわ4)の運航を開始することで、防災ヘリは、現在運用している「あらかわ2」と合わせて3機体制となり、都道府県が運用する防災ヘリとしては全国初となります。防災航空隊員の皆さんは、実際の災害への出動に備えて活動訓練中でした。「あらかわ4」は、最大速度は時速310キロ、センターから県庁までの所要時間は5分、県内全域へは、20分以内で到達することができます。これによって、県議会公明党が強く要望してきた「ドクターヘリ24時間体制」が大きく前進することになりました。