「東部地域振興ふれあい拠点施設」(春日部市南1丁目)が完成し、17日に記念式典が行われました。この施設は埼玉県と春日部市の共同事業で完成した地域産業の振興と地域住民の活動・交流を促進するための複合拠点施設です。
施設整備の基本コンセプトが『「都市の森の創造」~埼玉県と春日部市が提案する未来建物~』と定められ、省CO2の最先端モデルとしてこれからの公共施設を先導する施設として整備されました。CO2排出量を削減するために、地下水、太陽熱、地中熱を利用した空調システムを導入したり、建物内部に中庭を配置し自然採光や自然通風を取り入れるなど、自然エネルギーを最大限活用した環境にやさしい施設です。
主な県の施設は多目的ホール(1~3階、最大1500平方メートルの空間)、パスポートセンター春日部支所(5階)と創業支援ルーム(同)。また、11月14日にオープンする市の主な施設は市民活動センター(4階)、保健センター(6階)となっています。
記念式典には、上田埼玉県知事をはじめ埼玉県議会議員、春日部市長、春日部市議会議員、周辺市町村関係者、地元関係者など約300人が出席し、盛大にテープカットが行われました。地元・春日部の新たな交流、産業振興の拠点として大いに活用され、地域の活性化につながっていくことを期待いたします。